我が家は、片田舎。 三笠山も、何とか、かろうじて、いやどうにか・・こうにかやっと・・・(汗)見えます。月がかかりましたら
これしか知らない 歌をつぶやいてみます。
『 天の原 ふりさけみれば春日なる三笠の山にいでし月かも 』阿倍仲麻呂
悲しい歌です。望郷の歌。 わたしは、こうやって、自分を生まれ育ったこの地で、月を見ながら、はるかとおく昔のその人の気持ちを思います。阿倍さんはどんなに奈良に帰りたかっただろうかと。奈良ってその頃は、華やかな都でしたものね。
立春で気持ちが浮足立つけれど、三笠の山に月がかかると、しんみりします。